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水槽と薪ストーブと

長年、水槽いじり(世の中では「アクアリウム」なんて言いますね)を趣味としています。

最盛期には、総水量は1tを軽く超えていました。

引越にあたって、水槽のほとんどを処分。
泣く泣く120cm水槽一本に絞ったのですが・・・、

水槽が少なくなった分の心の隙間は、薪ストーブが埋めてくれています。
一冬、水槽と薪ストーブ両者をいじってみて、不思議に共通点を感じるのです。
アクアリウムを本格的にやったことの無い方には解りにくい事かと思いますが、アクアリウムを趣味とすると言うことは、究極的には「水を飼う」事を趣味とする事に他なりません。

「水を飼う」と言っても、魚も水草も入っていない、単なる水の入った水槽を眺めて喜んでいるアクアリストはいないと思います。
本来的には、魚、あるいは水草を健康に、きれいに育てる事がアクアリウムの目的です。

しかし、初心者が、それなりの経験者に、「魚がすぐ死んでしまうのです」「水草が枯れてしまいます」と問えば、経験者は、まず、こう問います。

「水は出来ているの?」


実際には、いきなり初心者にこんな言い方する人間には、ものを問うのは止めておいた方が良い(これが熱帯魚店の店員だったら、その店で買い物するのは止めた方がよい)のですが、もっとかみ砕いて、柔らかく聞いても、聞きたい事は同じです。

水槽一式の中で、生き物が健康に生存できるだけの有機的なシステムができあがっているのか。

つまり、生き物が汚した水を濾過するバクテリアが、濾過装置の中に十分に繁殖しているのか。

まずはそこから。

その上で、個別の問題を確認しなければなりません。
濾過バクテリアが繁殖していない水槽で、魚が死ぬのも、水草がうまく育たないのも、それは当たり前。
水が出来ていないのでは話にならない。


『暖かくならないんですが・・・』
『薪は出来ているの?』


取りあえず、濾過を理解し、水を作る事を意識しだしても、なかなかなかなか・・・
「出来上がった水」を作るには、最低1ヶ月、安定した水槽になるには、時には1年もかかります。

水槽をセットし、比較的に丈夫な魚を少数、丈夫な水草を大量に入れ、あとは定期的に水替えをするものの、基本的には自然任せ。

ある人は、pHを測り、硬度を測り、電導率を測り・・・
ある人は、魚や水草の状態を見て・・・
ある人は、適当に・・・

水が出来るのをじっと待ちます。


『木を伐り、玉切りし、斧で割り、後は太陽任せ、風任せ。
時には、棚の入れ替えもするけれど、じっと薪が乾燥するのを待つ。』


水が出来上がって、とりあえず魚は死なず、とりあえず水草が育ち始めれば、次ぎは、好みの魚、水草を入れ、長期に維持できるようにします。
その上で、ある人は繁殖に挑戦し、ある人は理想の水景を目指す・・・

底床に凝り、餌、肥料に凝り、co2を添加したり、繁殖用の水槽を立ち上げてみる。

あれやこれや市販の道具を買ってみたり(90%はいらないものだったりします)、使い勝手を考えて他の用途で作られた道具を流用し、自作してみたりもする。

人それぞれにやり方があり、試行錯誤があり、失敗もし、成功もし、途中でやめなければ、最終的には、誰もが一家言持つようになる。

かと言って、誰もが全く違う事をしているわけではなく、王道はやはりある(そして、それに反発する人もいる)。

初心者に問われれば、王道を基に答えもするが、『・・・とは言え、一概にはねえ・・・状況が違えば全くうちと同じとはいかないし』なんて考えたりする。


最後の方は、水槽いじり、薪ストーブどっちについて言及したものかわかりませんよね。

水と火。
どちらも眺めていると、気持ちを穏やかにしてくれます。

アクアリウムを趣味としていると、河川、沼沢、海の汚染が非常に気になります。
薪ストーブにのめり込むと、山、林の荒廃を憂うようになります。


アクアリウム、薪ストーブ、どちらかを「趣味」と言い切れる人は、もう片方にもはまりやすいのではないでしょうか。


・・・ですから

アクアリウムを趣味とする人は薪ストーブに、薪ストーブを趣味とする人はアクアリウムに、

『手を出さない事が賢明だと思います。』




コメント

ぼくはアクアリウムは趣味ではないですが
子供たちがすくって来た金魚たちを
いつまにか僕が面倒を見ています
ちょっと前も寒いので掃除をしないで
置いておいたら金魚たちが
お亡くなりになり始めたので
大急ぎで掃除をしました

僕の水のこだわりは
水道水のカルキを抜くぐらいで
後は何もしていないです

水から火に拘りが変わったのですね
そう数量1トンとは
想像がつかないですね
薪が1トンなら想像がつきますよ

私も手を出してしまいましたが、全滅してしまい今は止めています。
自然な川の様な水槽にしたかったのですが・・・
また、暖かくなったら始めようかな。
その時は相談に乗って下さい。

「水は出来ているの?」

これ、おもしろい。これまで聞いたこと無い。

何か根本的に忘れていることを、呼び覚ますよう。

グサリと来る言葉ですね。

>northin さん

金魚は強いように思われていますけど、金魚すくいで取った金魚は弱いですよ。
あれは、死ぬこと前提に繁殖させ、育てている金魚ですから。
1年、2年と生き残るとしぶといですけどね。

水の入れ替えはカルキ抜きで十分だと思いますよ。
日本生まれ日本育ち。日本の水には慣れていますから。

1t と言っても、120cm水槽でも、奥行き、高さ共に60cmの水槽なら、1本で水量は400Kg超します。
控えめに言ったけど、本当は2tは超えていました。
・・・3t・・・計算は止めておこう・・・

>gedous さん

川は再現するのは難しいですよね。
入れる魚は、日本産淡水魚?

タナゴあたりだと、さして難しくないんですけれど、その他の魚は、水流を強くしたり、夏場に水槽用クーラー付けてやったりと、手間かかりますね。

岩魚なんて飼いたいけど、私には不可能です。


>kaomiha さん

アクアリストには割りとポピュラーな言葉なんです。

もし、kaomihaさんが水槽始めて、ネットでなにか質問したりしたら、まず最初はこの言葉を聞くと思います。

アクアリストは、水信仰、バクテリア信仰の徒と言っても過言ではないですから。

水槽やっていると、『眼には見えないけれど、眼に見えることの原因は、必ずそこにあるはずだ』
って考える習性が身に付くのですよ。

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gerpike

Author:gerpike
長野県南部(伊那市)在住。

仕事はITあれこれ。

2006年11月に新居完成、と同時に薪ストーブ生活スタート!

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